韓国

釜山国際映画祭アジア映画ファンド/ASIAN CINEMA FUND

2007年アジア映画ファンドポストプロダクション助成作だった「ワンダフル・タウン」(アーティット・アッサラット監督/タイ)は、第12回釜山国際映画祭でニューカレンツ賞(最優秀アジア新人作家賞)を受賞したのをはじめ、第37回ロッテルダム国際映画祭でタイガー・アワード、第9回ラスパルマス映画祭で審査委員特別賞、第10回ドービルアジア映画祭で審査委員賞を相次いで受賞し注目されている。「福建ブルー(Fujian Blue)」は昨年第26回バンクーバー映画祭でドラゴン&タイガー・アワードを受賞し、「初めて出会った人々」(キム・ドンヒョン監督/韓国)、「軌道」(キム・グァンホ監督/韓国、中国)なども、今年ロッテルダム国際映画祭に招かれ好評を得た。

『アジア映画ファンド内容』

(下記、『アジア映画ファンド内容』は、2008年のものであり、2009年のファンド内容詳細は、4月以降公開予定。)

1.長編独立映画開発費助成(劇映画)

シナリオ執筆中のプロジェクトを選定し、シナリオ開発助成。アジアプロジェクト4本 各1000万ウォン。

申請対象:
総製作予算5億ウォン以内で、シナリオが完成していない長編劇映画プロジェクト。
  • 創作シナリオに限り、脚色作は申請不可。
  • 再申請は不可。
申請資格:
本以上の短編もしくは長編の演出経験がある監督または監督と作家で構成されるチーム。
(ただし、演出以外の映画製作の経歴がある場合は関連資料を提出すればアジア映画ファンド運営委員会の判断によって例外として認められる。)

2.長編独立映画ポストプロダクション助成(劇映画)

国内のポストプロダクション会社でのデジタルインターメディエート(DI)とサウンド作業を助成。申請作は第*回釜山国際映画祭でワールドプレミアを予定。アジアプロジェクト3本DI、インターネガティブ、A-Bプリント(35mm blow-up)、サウンドのポストプロダクション。

申請対象:
直接制作費8億ウォン未満で以前に上映または公開されたことのない長編劇映画プロジェクト。
撮影フォーマット:
DVCam、HDV、HD、Super 16mmのうちのどれかひとつ。
(申請日基準で80%以上の撮影が進んでおり、*月*日までに編集がすべて完了するもの。)
申請資格:
プロジェクトの監督またはプロデューサー
選定されたアジア映画企画へのその他の支援:
  • 二人分の渡航費(往復飛行機代)
  • ソウルにおける宿泊費(シングルルーム)
  • ソウルにおけるポストプロダクション期間中の通訳サービス
留意事項:
  • プロジェクトが選定された場合、*月末以前に編集を完了、*月中にポストプロダクションをおこなう。
  • ポストプロダクション助成を受けた完成作は、第13回釜山国際映画祭でワールドプレミア上映。
  • 以下の経費は申請者が負担。日当、効果音、光学録音、ドルビーライセンス、英語字幕。

3.ドキュメンタリー製作助成&ファンド

アジアドキュメンタリーの配給と上映をスムーズにする実質的な汎アジアネットワークの形成を目標に、釜山地域の大学と企業の後援で総8本のアジアプロジェクトに1本当り500万ウォンから1000万ウォンまでを助成。

申請資格:
プロジェクトの監督またはプロデューサー。監督が1本以上のドキュメンタリーを演出していること。
遵守事項:
  • 製作期間は申請日から1年。
    • A.1年以上の製作期間が必要なプロジェクトの場合、添付する企画書にその旨を明記。
    • B.約定した期限内に作品を完成させられなかった場合、基金返納の義務あり。
  • 完成作にファンド人と釜山国際映画祭ドキュメンタリー事前製作助成作と明記。
  • 作品完成時、釜山国際映画祭で初上映の義務あり。
    審査基準と選定方法:
  • プロジェクトの現実性と独創性。
  • 過去の作品の実績
  • 監督ならびにプロデューサーの経歴と信頼度。
  • テレビ用ドキュメンタリーは助成不可。
  • 再申請可能。ただし、以前の申請と比較し、プロジェクト段階上の大きな修正が必要であり、これに対する説明書きを添付。

連絡先

釜山国際映画祭アジア映画ファンド

E-mail: acf@piff.org(劇映画) , and@piff.org(ドキュメンタリー)

提供:The Guide to Korean Film Industry and Production, Korea Film Council 2008