ベルギー

共同製作支援制度の在り方

ベルギーでは、映画製作プロジェクトに対して様々な資金援助が行われている。

言語共同体レベルでは、草案・脚本作成から製作、プロモーション、配給、放送に至る各製作段階について“文化支援基準”に基づき資金援助を提供している。各言語共同体の援助組織は、フランス語圏では「Centre du Cinéma et de l'Audiovisuel」、フランドル語圏では「Vlaams Audiovisueel Fonds」となる。

地域レベルでは、“産業の発展”の観点から映像作品の製作プロジェクトや製作会社等に助成金を供与しているほか、国内各地での映画製作を奨励・促進するためフィルムオフィスも設立している。

国家レベルでは、映像作品に出資したベルギーの法人や企業に非課税特権を与えるなどの税制優遇制度を設けている。

ベルギー人プロデューサーは、欧州評議会の「Eurimages」や欧州連合の「MEDIAプログラム」の2種類の欧州レベルで供与されている資金援助も利用できる。フランス語圏のベルギーでは、放送局も重要な出資者となっている。公共放送局、民放局の両者とも、共同製作への参加またはプリセールを通して、資本金の一部を単独製作に出資することが義務付けられている。

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