レポート

J-Pitch@上海2008

日程:2008年6月17日&18日
開催地:上海国際映画祭 Co-production Film Pitch and Catch

2007年より上海国際映画祭に併設された企画マーケット。募集企画は、中国との共同製作となりうる要素(中国での撮影、中国人監督・俳優の採用など)があることが条件。中国本土で開催される唯一の企画マーケットであることから、他では見られない中国大手の会社が多数来ていることが特色のひとつ。

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<所見>

北京オリンピック開催直前の中国で開かれた上海国際映画祭の企画マーケットCo-FPCは、ダイナミックな国の成長にあわせ、初年度の2007年に比べると2年目の2008年は格段の賑わいをみせていた。
実際にミーティングを行うのは一日間のみという短い企画マーケットだが、参加したプロデューサーのなかには過去に中国との共同製作を製作している経験豊富なプロデューサーもいたこともあり、それぞれ会うべき人と濃密なミーティングを持つことができ充実したものとなった。また、中国の会社は、北京・上海のみならず、中国全土からほとんどが参加していることもあり、中国マーケットを狙う企画にとっては、もっとも効率よく、たくさんの会社と出会うことができる場であると言える。

<プログラム>

  • ビジネスミーティングへの参加
    公式選出された作品とCo-FPCより手配された海外プロデューサーたちとのマッチング。ランチをはさんで午前と午後と2回開催。このランチタイムにJ-Pitchが上海国際映画祭と共催でランチレセプションを開催し、レセプション内でJ-Pitch参加プロデューサーを紹介した。
  • ビジネスミーティングへの参加
    公式選出された作品とCo-FPCより手配された海外プロデューサーたちとのマッチング。ランチをはさんで午前と午後と2回開催。このランチタイムにJ-Pitchが上海国際映画祭と共催でランチレセプションを開催し、レセプション内でJ-Pitch参加プロデューサーを紹介した。
  • 共同製作セミナーへの出席
    ‘Opportunity and Breakthrough: Through Comprehension of Chinese-Foreign Film Co-production’
    2007年、中国では67本の合作映画製作が承認され、うち47本が完成した。このような現状をみても分かるとおり、今の中国は空前の合作ブームといえる。中国との合作製作をすすめていくにあたり、このセミナーを通じて中国側の政策に対する理解を深めることを目的として、合作映画の失敗例、成功例のケーススタディを行った。
  • ラウンドテーブルへの出席
    ‘Female Filmmaker’s Roundtable: Women’s Film and Women in Film’
    女性映画監督やプロデューサーたちを囲みながら、彼女たちの話をきいて、女性ならではの独特な美的感覚をトピックにしてラウンドテーブルが行われた。
<Co-FPC公式選出>
  • 「李陵」
    プロデューサー 井関 惺  株式会社タラ・コンテンツ

  • 「DÉJÀ VU CITIES」
    プロデューサー 市山尚三  株式会社オフィス北野
    プロデューサー 舩橋 淳 Village Productions

  • 「青狼記」
    プロデューサー 伏見 朋子 Running Beagle LLC